■プロフィール

悠山柏州

Author:悠山柏州
姓はクマ名はゴロー、人呼んで悠山クマゴロー

■最近の記事
■最近のコメント
■リンク
■最近のトラックバック

■カテゴリー
■月別アーカイブ
■全ての記事を表示する
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■フリーエリア

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
なつかしや、尾長
珍鳥に仲間入りしたか尾長ドリ

朝七時朝日が昇る少し前、ベランダに出て今日の天気を観察する。
突然、ゲーゲー、ギーギー・・・と騒がしい合唱団の声。すわ何事!と声のする方向を見ると近くの電線に5?6羽のオナガが飛び群がっている。尾長
珍しやと急いでカメラを取りに戻ったが、その間に何羽かが飛び去っていた。残る3羽を急いでズームキャッチ。すぐに居なくなったからラッキーと言うほかは無い。写った一羽を見ると電線の被服ビニールを突っついている。このオナガはカラスの仲間らしいからさしずめゴミ袋を突っつく小型のカラスと思えばよい。体長はキジバトより少し大きく35センチ以上はあるらしい。
庭の常連はシジュウガラとメジロそれに大敵ヒヨである。カッコウとオナガの声が途絶えて久しい。以前はしばしば見かけ声も聞けたが、ここ何年かはすっかり沙汰止みである。雑木林が激減した武蔵野も遂に見限られたか、と思っていただけにやたらと嬉しくなった。クマゴローのご当地鳥図鑑ではカッコウ、コジュケイは絶滅種。ウグイス、オナガは珍鳥のジャンルに入っている。そういえばカッコウはモズやオナガの巣に托卵(たくらん)すると言うから、オナガの珍鳥化はカッコウの消滅にも繋がる訳である。
好きな八ヶ岳の姿を求めて山梨県北杜市方面に良く出かけるが、ここでは小はヤマガラ・コガラ・カワラヒワ・シメなど、中はカッコウ・アカゲラ・カケスなど、大はキジ・ハヤブサなど様々な鳥を見かけ、これまた嬉しいものである。しかし、ここでもオナガは未だ見かけないので、あの地方にも生息していないのかも知れない。カラスの仲間とは言え名前の通り尾が長く頭が小さく実にスマートである。北部九州に繁殖するカササギ(カチガラスあるいは朝鮮ガラスと地元では呼んでいる)に似ていなくも無い。およそハシブトカラスの気味悪さに比べると可愛い鳥だと思える。
調べてみるとこのオナガは西日本ではほぼ繁殖は見られなくなったらしい。東日本でも「点」で生息しているとの事。     誠に不思議な鳥である。       (Jan.27)


スポンサーサイト
未分類 | 00:05:51 | Trackback(0) | Comments(0)
トンビにゴマ団子
とんびに油揚げならぬゴマ団子

「・・・あっ、何だ!」「え?」
一瞬の時の変化に頭が真っ白になり固まった。
ここは横浜中華街に程近い海岸。かもめや鳩が人を恐れる様子も無く同居しているのどかな昼下がり。露天で揚げた「ゴマ団子」を買い、いざ食わんと一口いじましくかじり、口から手を離した。そしてその時。指につまんだ目の前の団子が、一陣の風と共に忽然と消えてしまったのだ!一瞬何が起ったのか理解できなかったが、間違いなく団子の姿が無い。それと同時に頭上を30羽程の鳥達がざ?っと飛び去ったのが見えた。その先頭を切っているのは一際大きなトンビ。「やられた!」と覚醒したが、その間僅か1?2秒か。
所在無く残った人差し指から血が出ていて、かすかに5ミリ程の切り傷が確認された。それにしても音も無く、体に羽が触れるでもなく、ほんの僅かの擦り傷だけを残して瞬時に団子を持ち去って行ったその早業。恐れ入り屋の鬼子母神とはまさにこの事だ。これから・・・と言う時に惜しい、悔しい団子であった。心残りである、全く・・・。
大桟橋の手前「像の鼻」バンドを渡り赤レンガパークへ。そこから見えるランドマークタワー近辺の風景を寒さに震えながら簡単にスケッチする。
工作船展示館描き終わって頭をめぐらせると右手前方に「工作船展示館」と言う大きな白い文字が見えた。「むむ・・・」と思ったが足は自然とその方向に。そこは横浜海上防災基地施設内、入場無料の建物であった。工作船展示館内部
平成13年12月に徳之島沖で海上警備艇と銃撃戦の末、自爆沈没した北朝鮮の工作船(不審船)とその残留物を引き上げ、展示している建物であった。海底から引揚げられた機銃で穴だらけの約30メートルの本体と、格納された上陸艇、自動小銃やロケットランチャー、手榴弾などの数多くの武器弾薬。金日成バッヂや衣類や食料、潜水用具などの夥しい数の遺留品。ビデオで戦闘状況を流し、パネルが幾枚も展示されていて、さながら戦利品記念館である。それにしてもいじましい程に控えめな展示との印象を受けた。
もしこれがかの国であったなら、「倭奴(日本蔑称)の海賊船が無謀にも攻撃を仕掛けたが、勇敢なる人民海軍兵士と高性能の武器によって粉砕撃沈された。倭奴の侵略の野望を打ち砕いた将軍様と人民軍の完璧な勝利である。人民海軍兵士は、朝鮮民主主義人民共和国は偉大であることを証明した英雄として、永遠に讃えられるであろう」などと喧伝したに相違ない。
日本の軍事、外交の弱さを感じさせる展示館ではあったが、それでも今の日本にあってはよくここまで晒し者にしたなあ、と言う感じがしないでもない。拉致問題も風化させないよう、何らかの具体的記録を公然と展示する事は出来ないものか?
そんな事を考えながら工作船展示館を後にし、マリンバスで横浜駅にたどり着いた。  (Jan.24)

(追伸)
昨年12月、渋谷文化村で開催されてた「アンドリュー・ワイエス展」。その世界の巨匠がつい先だって亡くなった。享年91歳。
生前の日本での最後の展示会を見られ、作品カタログが手に入ったのは幸運であった。


未分類 | 23:52:34 | Trackback(0) | Comments(0)
透き通る肌
モウ一年今年こそはと歳重ね

mou.jpgこんな世の中モウ沢山。政治家よ、モウいい加減にして国民の危機を救え!こって牛の如く、力強く粘り強く、一歩一歩着実に前に進んで欲しい。浮ついた目先だけの言葉の羅列でなく、少なくてもいい、心の籠った掛け声が欲しい。突然生活手段を失った人々の声が巷に溢れる。

去年よりブルーシートが増えたであろう上野の森でクマゴローの今年が始まった。昨年のフェルメール、アンドリュー・ワイエスに引き続き、又もや巨匠藤田嗣治(レオナール・フジタ)展を上野の森美術館で。フランス美術界をして「世界一美しい乳白色の肌」と言わしめたその肌を見んとて、正月気分覚めやらぬ4日に明治神宮初詣の後足を運んだ。仰臥裸婦(フジタ)
透き通るように美しい。繊細なデッサン筆画もフジタのデッサン力のレベルの高さを余すところ無く示しているが、その肌の美しさは一体どうやって色付けしたのであろうか?と戸惑うばかりである。紙やキャンバスではなく絹布に描いていることもあって、我々では想像しがたい光沢のある肌が出現するのかもしれない。猫を抱く少女(フジタ)

今回の展示にはなかったが、この「猫を抱く少女」は魅力的である。
デッサン力の凄さは4枚の屏風絵として描かれた、魚を取り合う様々な猫の生態を見たときに改めて感じた。天才画家の凄さにしばし呆然としたものだ。洗礼を受けた後の宗教画の下絵・習作として、鉛筆と木炭で描かれた何枚もの人物画は、人物デッサンのお手本であった。
このフジタは日本画壇では異端児として扱われ、遂に日本を去りフランス人として生涯を終えるのである。複雑で寂しい心境であったに違いない。「アッツ島玉砕」の図は戦争の鎮魂歌である。戦意を鼓舞する戦画を描かなかったとは言え、因循姑息な日本画壇(日本芸術院)のやっかみが大きかったのではあるまいか? フランスでは彼の作品は「日本の国宝」とされている。日本で生まれ育った天才の悲劇とも言えるが、それ故にフランスで花開いたともいえよう。ともあれ、あの繊細でよどみの無い線とモチーフの特徴を見事に表現するデッサン力と肌の美しさに感銘を受けた一日であった。

クマゴロー、今年は今までに無く展示会出品が多く予定されている。人物デッサン以外に水彩画もある。国分寺の虚匠も少しは腕を上げねば、上野の巨匠に申し訳が立たぬ。      (Jan.4.2009)



未分類 | 18:30:28 | Trackback(0) | Comments(6)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。