投稿日:2007-05-31 Thu
往年の快速帆船大往生「カティサーク」が炎上したそうな。
快速帆船「カティサーク」、19世紀中国からイギリスまで、紅茶を高速で運ぶ帆船ティークリッパーの中でも、最も代表的なものである。
それは又、若かりし頃酒場でよく飲んだスコッチウイスキーの名前でもあった。そのラベルに描かれたスマートな帆船。その芳醇な香と共に「カティサーク」と言う名前が、何とも心地よく耳に響いた思い出がある。
どう言う意味であろうかと調べてみた。そしてそれは、スコットランド語で短いシュミーズを意味すると知った。魔女の手から命からがら逃げ仰せた男の、短い伝説が添えてあった。そういえば「カティサーク」の船首に飾られた像はそれを纏った魔女であったのだ。道理で何となく心の疼く船名であったのも納得が行くと言うものだ。
ロンドン郊外のグリニッジで改修中の火災で、放火の疑いもあるという。1950年、同じく放火で焼け落ちた金閣寺ほどの文化遺産であるかどうかは疑問だが、秀麗な姿をした名クリッパーの最後は日本のクマゴローにとっても衝撃的ではある。
山中湖でこれまた秀麗な逆さ富士に心打たれて帰宅した、その晩のニュースとしてはやはり相応しいものでは無かった。
(最近の政治情勢は、語るに地に落ちたと言うほどお粗末極まりない。言の葉スケッチのページがもったいない気さえする)
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昔の話です。
出張で泊まったサンフランシスコのホテルのバーでの出来事。
一人寂しくビールを飲んでいると、やって来た一人の男。
「ギミー カテワラ」
出て来たのは ウイスキーの水割り。
「カティサーク アンド ウオーター」を
早口で言ったのが慣れない小生の耳に
「カテワラ」 と聞こえたのでありました。
お粗末。
出張で泊まったサンフランシスコのホテルのバーでの出来事。
一人寂しくビールを飲んでいると、やって来た一人の男。
「ギミー カテワラ」
出て来たのは ウイスキーの水割り。
「カティサーク アンド ウオーター」を
早口で言ったのが慣れない小生の耳に
「カテワラ」 と聞こえたのでありました。
お粗末。
2007-05-31 木 20:19:32 |
URL |
気ままなおじさん
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なるほど、「カテワラ」ねえ。
分かる、ワカル。
学生の頃、外人の教授に「ワラー」と言われて、
「我は」と聞いたのと同じですねえ
分かる、ワカル。
学生の頃、外人の教授に「ワラー」と言われて、
「我は」と聞いたのと同じですねえ
2007-05-31 木 23:40:12 |
URL |
クマゴロー
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